苦手は度外視して、得意に執着しよう




どうも、さんすくみ(@sansukumi4)です。

ベストセラー(ドイツで25万部、日本でも17万部)ビジネス書である『Think clearly』。よりよい人生を送るための思考法が書かれた本です。

本書を読んでみた感想は…

さんすくみ
「7割くらいはすでに実践してるな〜。この考え方しっくりくる。本書で自分の思考法がさらにアップデートされた感じ!」

そこで、弊ブログのカテゴリー「考え方」では、本書でパワーアップした私のマイルール=生きやすいシンプルな思考法を発信していきたいと思います。

『Think clearly』が気になった方はぜひお手にとってみてくださいね。

日本の義務教育は苦手克服が好き

本記事の主張は、苦手を無視して得意を伸ばすことこそが人生をより良いものにする!になります。

しかし、苦手を克服することに労力を費やしている人が多く見受けられます。

当然かもしれません。幼少時代から日本の教育を受けてる以上、そういった考えにならざるを得ないからです。

みなさん義務教育を受けられてきた方が多いと思いますので、先生から「平均化」を求められる感覚は何となくお分かりいただけるのではないでしょうか。

何事においても、皆が同レベルにできるようになりましょう。」

一定の基準に満たない人は、せめて平均点が取れるよう努力をさせられるわけです。

別に新たな教育論を提唱したいわけではありません(教育に関して何の知識もないです)。ただ、これを少なくとも9年間やらされれば、苦手を克服しなきゃ!の精神が根付くのは当然ですよね。

インクルージョンだの、ダイバーシティだの言われる令和の時代でも、日本の教育方針は変わらないようです。

自分の得意と苦手を見極める

なぜ苦手克服ではなく得意に執着すべきかの結論は後述するとして、そもそも自分の得意と苦手が何なのかを知る必要があります。

その方法として『Think clearly』ではこのように書かれています。
※能力の輪とは、自分の得意だと解釈していただければOKです

大学で学んでみても身につくものでもない「能力の輪」の形成に必要なのは、「時間」である。それも、とても長い時間がかかる。

引用:『Think clearky』 ロルフ・ドベリ【著】

長い時間自分と向き合い、色々試しながらだんだんと把握していくしかないということです。

私は元来考え事が好きなので、こういう作業は苦にならないのですが、なかにはこんな方もいらっしゃるでしょう(妻もまさにそうなんですが)。

お花さん
はあ…何だか考えるの疲れちゃうわ…

そういう方には手っ取り早く自分の特性を見極めるために、ストレングスファインダーを受けてみることをおすすめします。

2000円ほど費用はかかってしまいますが、実際に受けてみた感想としては、

さんすくみ
ちょ、、2000円でこのレベルのフィードバックもらえんのかよ!!!!!

です。少し切り口は異なりますが、こちらの記事が参考になりますので興味のある方はぜひのぞいてみてください。
≫ストレングスファインダーを活用して良好な夫婦関係を築こう

「能力の輪」の中で生きる

自分の得意と苦手がわかってきたら、得意にだけ焦点を当てるようにします。

苦手なもの(能力の輪の外)を人並みにしようなんて思わなくていいのです。得意を伸ばし続け、得意なこと(能力の輪の中)しかやらない!を基本にします。

(フリーランスなどはまだしも)サラリーマンにそんなことはできねえ!という声が聞こえてきそうですが、実際、サラリーマンの私ができています。

上司や同僚にはっきり伝えるべきこと

  • 自分の得意と苦手
  • 「能力の輪」の中(得意)のことはガンガン任せてほしい
  • 「能力の輪」の外(苦手)のことは助けてください

会社は組織であり、チーム戦です。なので逆にフリーランスよりもオールマイティな能力など必要ないですよね。

自分が苦手なことは誰かがきっと得意だし、自分が得意なことは誰かが苦手にしていることのはず。

これが、苦手を度外視して得意に執着すべき理由のひとつです。

役割意識が芽生えてエキスパートになれる

「能力の輪」の中で生きることで役割意識が芽生えます。

さんすくみ
これなら俺に任せろーっ!

という状態になるので、その分野のエキスパートにもなれますね。

分野というと大きく捉えられるかもしれませんが、細かいことでいいんです。

たとえば私のいち例でいうと…

会議でのディスカッション

【苦手】
・短時間で瞬発的に多くのアイディアを出す

【得意】
・各アイディアの性能を把握/分析し、修正しながら新たなアイディアを作り上げる
・議論の軌道修正(答えるべき問いからはずさせない)

チームの方々には私の得意と苦手を理解していただいているので(得意をがんばりますと宣言済み)、会議では分析や指摘、まとめ役に回ることがほとんどです。

こういった感じで、得意な分野というのはいくらでも見つけることができます。

判断力も向上して生きやすくなる

自分の得意/苦手の境目が把握できれば、その後は自分の得意に執着をします。

そうすることで、様々な判断がラクになってきます。

それは得意だから任せてください。これは苦手なので助けてください。

とてもシンプルです。

すべての人々がこういう考えになれば、自然とインクルージョンやダイバーシティの文化が根付いて、現代的な社会が実現しそうなもんだけどなーなんて思います。

ゴールキーパーがシュート練習をしなくていいのと同じです。

みなさんもぜひ、自分の得意に執着してみてください。




ABOUTこの記事をかいた人

平成生まれのパパリーマン。 当ブログにて、あらゆるジャンルにおける「勝てる手」を発信中。 資格:薬事法管理者、FP3級、フラワーアレンジメントデザイナー、飾花インストラクター