どうも、さんすくみ(@sansukumi4)です。
ベストセラー(ドイツで25万部、日本でも17万部)ビジネス書である『Think clearly』。よりよい人生を送るための思考法が書かれた本です。
本書を読んでみた感想は…
『Think clearly』が気になった方はぜひお手にとってみてくださいね。
目次
世界の貧困に憤りを感じる中学2年生
中学2年生の放課後。
経緯はすっかり忘れましたが、友人と2人で「世界の貧困」について議論をしたことがあります。
友人は当然のようにこう主張します。
「俺は世界の貧困を解決したい。」
私は理解に苦しみきょとんとしながら、こう言いました。

“中2ならではのやつ”もあったかもしれませんが、大人になってからも、彼の基本的な考え方は変わっていないように思えます。(現在でも彼とは親交があります。優しいやつです)
一方、同じく大人になった私ですが、これまた当時の考え方と変わらないでいます。
貧困に苦しむ人が心底どうでもいい!とはちょっと違いますよ。
私は、自分の興味があって、かつ自分の影響が及ぶものについてしか考えないようにしています。
「世界の貧困」でいうと、到底自分の影響が及ぶもの(解決できるもの)ではないので、思考対象から除外するのです。
自分の能力を過信しない
「自分の影響が及ぶものって何だろう」と考えてみてください。
どうでしょう?
そのほとんどが、自分に関することではないでしょうか。
弊ブログのタイトルは『世界はじゃんけんで変えられる!』ですが、ここでいう世界とは、己の人生/日常のことを指しています。(もし興味を持っていただけたら、プロフィールで説明していますのでぜひ)
基本的には個人に世界を変える力などありはしない。
ネガティブに聞こえるかもしれませんが、そう自覚することでよっぽどポジティブに、そして自分らしく素直に生きることができます。
ボランティアに絶対参加しない理由
ボランティアやそれをしている方々を否定する意図は一切ありません。「生きやすくなるためのシンプルな思考法」のひとつであり、それ以上でも以下でもありません。ボランティアの意義を問うているわけではないことをご了承ください。その前提でお読みいただき、何かしらのヒントを得ていただければ幸いです。
私はボランティアには参加しません。
そもそも他人のことよりも自分に興味がある、というのもありますが、次の2つの理由で非生産的だと考えているからです。
- 自分がやるよりプロに頼んだ方が、より助けを求めている人を救える
- 自分がそれをやることで、プロの仕事を奪う
もし、本当に「助けたい。力になりたい」という気持ちがあるのなら、たくさんのプロを雇えるようにお金をあげる(寄付)といいでしょう。
そうではなく、「認められたい。ほめられたい。承認欲求を満たしたい」のであれば、(自分のために)ボランティアをするといいかもしれません。
モラルがあってマナーを守れば自己中でいい
他人に迷惑さえかけなければ、人はもっともっと自己中心的でいいはずです。
真剣に自分の幸福について考えてみると、いかに自分のことで手一杯かがわかります。
何でも損得で考えて自分さえ得できればいい!のではないですよ?(要注意)
まずはこの観点で物事を判断してみてはいかがでしょうか。