どうも、さんすくみ(@sansukumi4)です。
ベストセラー(ドイツで25万部、日本でも17万部)ビジネス書である『Think clearly』。よりよい人生を送るための思考法が書かれた本です。
本書を読んでみた感想は…
『Think clearly』が気になった方はぜひお手にとってみてくださいね。
目次
軍拡競争とは?
軍備拡張競争(ぐんびかくちょうきょうそう)、略称:軍拡競争(ぐんかくきょうそう)とは、各国家が自国の軍備(軍隊)を拡張し、他国よりも軍事面で優位に立とうとする争いのことを指す。軍備の拡張には兵員の増強、軍事技術の開発、装備の更新などが含まれる。

この軍拡競争は日常にもありふれています。
『Think cleary』では教育が一例にあげられていて、大卒がまったく珍しくない現代においては、より有名な大学を出る必要があるというこの状態はまさに、軍拡競争だと指摘されています。
では、誰が競争による利益を享受しているのか?答えは「大学」です。
本当の軍拡競争でも、実際に利益を得ているのは国ではなく「武器製造業者」ですよね。
私はこの考え方、観点は常に持っておきたいと思っています。


どうしたら軍拡競争に巻き込まれずに済むのか、実践的なお話をします。
「見栄」に気をつける
日常で繰り広げられる軍拡競争の原因のほとんどは「見栄」だと考えています。
- 周りからいい家に住みたい
- 友人よりもいい車に乗りたい
- 同僚よりも最新のIT機器を使いたい
- ママ友よりもいい装飾品を身に着けたい
…etc
こういうこと、心あたりはないでしょうか?
まして軍拡競争≒見栄の張り合いにはキリがありません。
他人に振り回されることなく、自分にとって本当に価値があるものを見極めていきたいですね。
軍拡競争の中に幸せはない
そもそもなぜ軍拡競争を避けるべきなのか?「見栄」の張り合いに気をつけなければならないのか?
たとえこの競争に勝ったところで得るものなんてほとんどないでしょう(しかも相手も見栄を張ってきますから、いずれ負け、そうするとまた勝つために…)
「見栄」を張っていい車、いい時計を買ってみても、利益を享受しているのは自動車メーカーや時計メーカーであることを忘れずにいることが大切です。

無益な軍拡競争は避けて、あなただけの人生を歩み、幸せをつかんでいってください。
さいごに『Think clearly』の一文を引用して終わりにしたいと思います。
よい人生を手にしようと人々が競い合っている場所で、よい人生は見つからない。
引用:『Think clearly』ロルフ・ドベリ【著】