お見舞いに最適な花の選び方とは?〜生花以外の選択肢も紹介




入院している方を元気付ける贈り物としてよく選ばれる“花”

しかし、いざ準備をしようとすると、
お見舞い用としてどのような花が適しているのか…と悩まれるかと思います

当記事では誰でも最適な花を選べるコツを紹介していきます

こんな方にオススメの記事

✓ お見舞い用の花の選び方を知りたい

✓ 花屋での具体的な注文方法を知りたい

✓ 生花NGの病院の場合どうしたら良いのか知りたい

お見舞用の花選び〜避けるべき5つのポイント

“花を選ぶ際どのようなことに気をつければよいのか?”が分かれば、自然と選ぶべき花が絞られてきますよね

こちらの5つのポイントを押さえておきましょう

これは避けよう!
  1. 鉢植え
  2. 香りが強い
  3. 色味が強いor白や紫
  4. メンテナンスが面倒
  5. 花言葉がネガティヴ

鉢植え

鉢植えの花はお見舞い用の花として最も避けるべきものです

その理由は、鉢植えの花は土に根を下ろしていることから「根付く」→「寝付く」ということで、病気が治らないことを連想させ縁起が悪いとされているためです

たとえ贈る相手が鉢植え好きであってもお見舞いとしてはやめておいたほうがよさそうですね

入院している部屋が相部屋・大部屋であるなら尚更です

贈られた本人は良くとも周りの方が嫌な思いをする可能性もあるでしょう

香りが強い

香りは花の魅力のひとつでもありますが、好き嫌いがはっきりしており「花の香りが苦手!」という方がいるのもまた事実です

しかも、入院をされている方は体調が万全ではないので香りにより気分を悪くされる方もいらっしゃるかもしれません

三大香花といわれるバラクチナシジャスミンは香りが良い(今回の場合はきつい)ことで有名です

その他にもユリフリージアシャクヤクスイートピーなどは香りが強い花であることを覚えておきましょう

ネット注文の場合は当然その花の香りはわかりませんし、花屋に出向いても花が密集しているため香りに鈍感になりがちですので注意が必要ですね!

色味が強いor白や紫

花の色に関してはパキッとしたものや白、紫を選ばないようにします

ビビッドカラーは体調を崩している方にとっては目が疲れてしまいますし、特に赤色は血を連想させるので避けるのが無難です

オレンジやピンクなど優しく、元気が出るような明るい色の花を贈りましょう

また、白や紫などの花を中心にアレンジされたものはお悔やみ用やお供え用の花に見えてしまいますよね

アレンジメントの差し色程度に使用するのは良いですが白と紫がメインになるような組み合わせはNGです

お悔やみやお供えをイメージさせないようにするという観点では、菊やハスを選ばないようにするなど花の種類にも気を遣う必要がありますね

メンテナンスが面倒

つまり、フラワーアレンジメントを選ぼう!ということです

花束を贈ってしまうと相手は花器を用意する必要があったり、水の交換もしなくてはなりません

一方フラワーアレンジメントの場合はカゴ入りやボックスタイプなどそのまますぐに飾れる状態になっています

吸水スポンジに生けてあるので水の入れ替え作業をする必要はなく、少しスポンジを湿らせておくだけで済むので花束より手間もかかりません

万が一倒してしまったときも水が大量にこぼれてしまった…とならないのもメリットです!

花言葉がネガティヴ

香りが少なく優しい色合いのフラワーアレンジメントでも、花言葉が「絶望」であったら台無しですよね…

花は見た目が美しいものがほとんどなのでネガティヴで寂しい花言葉があることに気づきにくいものです

例えばマリーゴールドの花言葉は「絶望」です

○○ちゃんはあいみょんが好きだし色も黄色やオレンジで明るいからマリーゴールドにしよう♪
なんて選んでしまうこと、ありそうじゃないですか?

贈る花を決めたら念のため一度花言葉をチェックしてみましょう!

花屋で注文する際のコツ

ネットなどでお見舞い用の花を注文する際には↑で紹介したポイントを考慮してご自身で花を選んでいく必要があります

しかし、花屋で注文するとなると話が変わります!

「お見舞いとして花を贈りたくて…」と店員さんに伝えさえすれば、花のプロが最適なお見舞い花を用意してくれるでしょう(独断で花選びをせず必ず店員さんと相談しましょう!)

ネットで何でも買える時代ですので、

  • 花屋(店舗)で花を購入した経験が少ない
  • 店員さんへの依頼の仕方がよくわからない

という方も多くいらっしゃるかもしれません

花屋での注文の仕方に関してもポイントさえ押さえれば誰でも簡単にできますので、こちらの記事も参考にしてみてください(↓“花束”注文となっていますが、アレンジメントにも応用できる内容になっています)

花屋での花束注文の仕方|上手く買うためのコツと注意点

2019年9月13日

生花NGの病院には造花を

生花の持ち込みを禁止している病院は多くあります

私は普段MR(製薬会社の営業)として毎日病院へ訪問していますが、生花NGのポスターをよく見かけます

禁止している主な理由は①香りによる様々な弊害②菌の繁殖による感染症を避けるためですね

香りに関しては既述した通りです。
菌に関してですが入院患者さんは免疫力が低下しているため、健康である人にとっては問題にならない菌でも感染症の原因菌になってしまう可能性があると考えられています

(実は諸説あり、大して問題にはならないだろうという見解も…)

そこでオススメなのが造花です!

最近は本物と見間違えるほどクオリティの高い様々な造花がありますし、ハーバリウムなんかも素敵ですね

造花(特にソープフラワーおすすめです!)やハーバリウムにつきましてはこちらの記事を参考にしてください

【ギフト】ソープフラワーを選ぶ6つのメリット|生花にはない魅力とは?

2019年9月25日

【新感覚】話題のハーバリウムとは?|最新フラワーインテリア

2019年8月14日

最後に

誰でもお見舞いにぴったりな花を選べる方法をご紹介しました

全員が気持ちのいい花を贈ることで相手を元気付けられると良いですね(^^)

ぜひ参考にしてください!




ABOUTこの記事をかいた人

平成生まれのパパリーマン。 当ブログにて、あらゆるジャンルにおける「勝てる手」を発信中。 資格:薬事法管理者、FP3級、フラワーアレンジメントデザイナー、飾花インストラクター