
こんな疑問にお答えします。
絵画鑑賞は、アートに造詣が深い人だけがするもの。
そう思ってはいませんか?

知識もなければ芸術センスもない。
今では堂々と「趣味は絵画鑑賞です。」と言えている私が自信をもってご紹介します。
目次
絵画鑑賞には知識もセンスもいらない!
絵画に関する知識やセンスがあった方が、当然そうではない人よりも質のいい?絵画鑑賞ができるのでしょう。
でも、知識やセンスはあるに越したことはありませんが、必須スキルではないのです。


みなさんのなかには、趣味を聞かれた際に「音楽鑑賞」と答える(答えたことがある)方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
音楽も絵画と同じく芸術、アートです。
たしかに音楽は絵画よりも作り手のメッセージが汲み取りやすいです。
それでも、作り手の意図するメッセージ(歌詞やメロディー)とは関係なく、
- ヴォーカルの声質や歌い方が好み
- 技術的なことはよくわからないけどベースのズンズン感が最高
- あの頃よく聴いていたから、この曲を聴くと当時の感覚を思い出せる
こういった理由でひとつの曲を気に入ることってありますよね。
不思議なもので、音楽を楽しむときは知識やセンスの有無を問わないのに、同じアートである絵画を楽しもうとすると急に不安になってしまうのです。
結論、絵画も音楽のように自由に楽しみましょう。


わかったようでわからん!という方は次の章を参考にしてみてください。
『13歳からのアート思考』に学ぶアウトプット鑑賞
私が絵画を自由に楽しめるようになったのは『13歳からのアート思考』のおかげです。
誤解を招かぬよう紹介しておきますが本著は絵画鑑賞の指南書ではありません。様々な場面に通用する「ものの見方」や「思考法」をアートの歴史を通して伝えるといった内容であり、分類としてはビジネス書や哲学書になります。
本著のなかで、絵画鑑賞をする際におすすめなのが「アウトプット鑑賞」だと記述されています。
「アウトプット鑑賞」のやり方は至って簡単。作品を見て、気がついたことや感じたことを声に出したり、紙に書き出したりして「アウトプット」すればいいのです。
引用:『13歳からのアート思考』末永 幸歩


いきなり感じたものをありのままアウトプット!と言われても困ってしまいますよね。
そんな方は、「アウトプット鑑賞」のひとつのやり方としてシンプルな方法も紹介されていますのでここからスタートしてみましょう。
- どこからそう思う?
−主観的に感じた「意見」の根拠となる「事実」を問う - そこからどう思う?
−作品内の「事実」から主観的に感じた「意見」を問う
では、次の章で実際にやってみましょう。
【実践してみよう】このアート、あなたはどう感じる?
お題は無料画像サイトから適当に拾ってきたこちらのアートです。


−どこからそう思う?

−そこからどう思う?

−どこからそう思う?


−そこからどう思う?

−どこからそう思う?

どうでしょう。これはあくまでも私が感じたことなので、みなさんはこのアートに対してまったく異なる印象を持たれたかもしれませんね。
それこそアウトプット鑑賞の醍醐味です。
ぜひ一度美術館に足を運んでアウトプット鑑賞を試してみてください。
ひと通りアウトプットしたあとに作品タイトルを見てみると「思ってたのと全っっっ然ちがうw」ということが多々あって、それも面白いですよ!
家でも絵画を楽しみたいならCasie(カシエ)がおすすめ
美術館に足を運んでいるうちに「家にも絵を飾りたいなー」という気持ちが湧いてくると思います。
でも、絵画を買うとなると高いし…
買ってみて家の雰囲気に合わなかったら困っちゃうし…
こんな心配もありますよね。
そこで試していただきたいのが絵画のサブスクリプション『Casie (カシエ)』。
1,980円/月〜(初月は500円)気に入った絵画のレンタルをすることができるサービスです。
- 月替りで様々なアートを楽しむ
- 気に入った絵画を長く飾る
- 本当に気に入った作品はそのまま購入する
私も実際に利用しています。
≫Casie(カシエ)を実際に使ってみた|感想、レビュー、評判を画像つきで解説
アートを身近に感じられる生活、素敵ですよね。
アウトプット鑑賞しながらお気に入りの作品を選んでみてください。