【知識不要】絵画は意味不明でも面白い!|初心者でも出来る楽しみ方




美術館に行ったり家に絵を飾ってみたい。だけど何の知識もない。初心者でも絵画は楽しめるの?

こんな疑問にお答えします。

絵画鑑賞は、アートに造詣が深い人だけがするもの。

そう思ってはいませんか?

さんすくみ
私はめちゃくちゃ思っていました!!

知識もなければ芸術センスもない。

そんな私のようなアート初心者でも、今日からすぐに!絵画鑑賞を楽しめる方法をお伝えします。

今では堂々と「趣味は絵画鑑賞です。」と言えている私が自信をもってご紹介します。

絵画鑑賞には知識もセンスもいらない!

絵画に関する知識やセンスがあった方が、当然そうではない人よりも質のいい?絵画鑑賞ができるのでしょう。

でも、知識やセンスはあるに越したことはありませんが、必須スキルではないのです。

お花さん
本当かしら…。やっぱアートってこう、難しそうじゃない。
さんすくみ
私もそう思っていたので気持ちはよくわかります。ここでひとつ思い返してみてほしいことがあるんです。

みなさんのなかには、趣味を聞かれた際に「音楽鑑賞」と答える(答えたことがある)方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

音楽も絵画と同じく芸術、アートです。

けれども、こと音楽に関しては、いわゆる専門知識がなくともみなさん自由に楽しまれていると思います。

たしかに音楽は絵画よりも作り手のメッセージが汲み取りやすいです。

それでも、作り手の意図するメッセージ(歌詞やメロディー)とは関係なく、

  • ヴォーカルの声質や歌い方が好み
  • 技術的なことはよくわからないけどベースのズンズン感が最高
  • あの頃よく聴いていたから、この曲を聴くと当時の感覚を思い出せる

こういった理由でひとつの曲を気に入ることってありますよね。

不思議なもので、音楽を楽しむときは知識やセンスの有無を問わないのに、同じアートである絵画を楽しもうとすると急に不安になってしまうのです。

結論、絵画も音楽のように自由に楽しみましょう。

お花さん
…うん。とはいっても…とはいってもなのよ!
さんすくみ
大丈夫、それも何となくわかります!笑 コツを伝授しましょう。

わかったようでわからん!という方は次の章を参考にしてみてください。

『13歳からのアート思考』に学ぶアウトプット鑑賞

私が絵画を自由に楽しめるようになったのは『13歳からのアート思考』のおかげです。

補足

誤解を招かぬよう紹介しておきますが本著は絵画鑑賞の指南書ではありません。様々な場面に通用する「ものの見方」や「思考法」をアートの歴史を通して伝えるといった内容であり、分類としてはビジネス書や哲学書になります。 

本著のなかで、絵画鑑賞をする際におすすめなのが「アウトプット鑑賞」だと記述されています。

「アウトプット鑑賞」のやり方は至って簡単。作品を見て、気がついたことや感じたことを声に出したり、紙に書き出したりして「アウトプット」すればいいのです。

引用:『13歳からのアート思考』末永 幸歩

お花さん
先生。簡単なようで超難しく感じます!
さんすくみ
わかります!

いきなり感じたものをありのままアウトプット!と言われても困ってしまいますよね。

そんな方は、「アウトプット鑑賞」のひとつのやり方としてシンプルな方法も紹介されていますのでここからスタートしてみましょう。

アウトプット鑑賞のコツ

  • どこからそう思う?
    −主観的に感じた「意見」の根拠となる「事実」を問う
  • そこからどう思う?
    −作品内の「事実」から主観的に感じた「意見」を問う

では、次の章で実際にやってみましょう。

【実践してみよう】このアート、あなたはどう感じる?

お題は無料画像サイトから適当に拾ってきたこちらのアートです。

さんすくみ
暑い真夏の日って感じ。

−どこからそう思う?

さんすくみ
絵の半分以上を占めている赤やオレンジが太陽のように見える。次に多い色は青だな。

−そこからどう思う?

さんすくみ
海。太陽が照りつける海に遊びにきたのかも。

−どこからそう思う?

さんすくみ
右上の黄色の四角と緑の三角が家のよう。海の家っぽいなー。だから「遊びにきた」って感じなんだな。
さんすくみ
青のなかにさらに濃い青がところどころ描かれている。

−そこからどう思う?

さんすくみ
海の底が見えている?家も海面にあるし、モルディブに家族旅行にきたとか!それをすごく楽しんでいる子どもの気持ちを表現しているようにも思えてきた。

−どこからそう思う?

さんすくみ
絵のタッチが子どもっぽいところがある。左側の黒の縦線とか、落書きみたい。完成した作品の上に書いちゃった感?

どうでしょう。これはあくまでも私が感じたことなので、みなさんはこのアートに対してまったく異なる印象を持たれたかもしれませんね。

それこそアウトプット鑑賞の醍醐味です。

知識やセンスがなくとも、左脳的に、自己中心的に、純粋に作品とのやり取りを楽しめる(音楽を楽しむように)ことがお分かりいただけたでしょうか。

ぜひ一度美術館に足を運んでアウトプット鑑賞を試してみてください。

ひと通りアウトプットしたあとに作品タイトルを見てみると「思ってたのと全っっっ然ちがうw」ということが多々あって、それも面白いですよ!

家でも絵画を楽しみたいならCasie(カシエ)がおすすめ

美術館に足を運んでいるうちに「家にも絵を飾りたいなー」という気持ちが湧いてくると思います。

でも、絵画を買うとなると高いし…
買ってみて家の雰囲気に合わなかったら困っちゃうし…

こんな心配もありますよね。

そこで試していただきたいのが絵画のサブスクリプション『Casie (カシエ)』。

1,980円/月〜(初月は500円)気に入った絵画のレンタルをすることができるサービスです。

楽しみ方色々!

  • 月替りで様々なアートを楽しむ
  • 気に入った絵画を長く飾る
  • 本当に気に入った作品はそのまま購入する 

私も実際に利用しています。

≫Casie(カシエ)を実際に使ってみた|感想、レビュー、評判を画像つきで解説

アートを身近に感じられる生活、素敵ですよね。

アウトプット鑑賞しながらお気に入りの作品を選んでみてください。




ABOUTこの記事をかいた人

平成生まれのパパリーマン。 当ブログにて、あらゆるジャンルにおける「勝てる手」を発信中。 資格:薬事法管理者、FP3級、フラワーアレンジメントデザイナー、飾花インストラクター