様々な面で確実に豊かになっている日本
しかし一方で、多くのストレスを抱えて悩む現代人は増えるばかりです
ちょっとした息抜きをしたいけど忙しくてそんな暇もない…
そんなあなたにご紹介したい手軽で簡単なリラックス方法が、
花を飾る!です
そう、たったそれだけですよ!
花を飾ることでどのような効果が得られるのか解説していきます
✓ イライラしたり落ち込んだりする
✓ 簡単なリラックス方法を探している
✓ 活気を取り戻したい
目次
花の心理的効果

花のもたらす効果についてしっかりとエビデンスを示しながらご紹介します
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(出典:https://www.mizuho-ir.co.jp/case/research/flower2012.html)
このデータは、バラ生花の視覚刺激がもたらす心理的効果を検証した結果です
結果は一目瞭然でグラフの通りですが、まとめるとこういうことです
- 「活気」を大幅に向上させた
- 「怒り・敵意」を低下させた
- 「抑うつ」を低下させた
- 「緊張・不安」を低下させた
- 「疲労」を低下させた
- 「混乱」を低下させた
抑えたいものを抑えつつ且つ活気も上げることができたという結果です
私は製薬会社の営業(MR)として精神科領域を担当していたこともありますが、“抑えながら上げる”というのはすごく難しいことなのです
当然精神療法や薬ほどの効果があるとまでは言いませんが、花のもたらす効果のプロファイルは素晴らしいものです
花の生理的効果

同調査では心理的効果だけでなく、生理的効果についても検証しています
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(出典:https://www.mizuho-ir.co.jp/case/research/flower2012.html)
花がない環境での状態を100とした時に花があることで交感神経および副交感神経にどのような影響をもたらしたかを検証した結果です
こちらもまとめると以下の通りとなります
- 交感神経活動を25%低下させた
- 副交感神経活動を29%上昇させた
交感神経活動が活動しているということはストレス状態を意味します
つまり、交感神経活動を低下させた=ストレスを緩和できたということです
反対に副交感神経が活動しているということはリラックス状態にあることを意味します
副交感神経活動を上昇させた=リラックスを亢進できたとの解釈になりますね
このように心理的効果のみならず生理的効果が医学的に証明されているのです
花の色による心理的効果

花には様々な色のものがありますよね
花と同時にその色を視覚で認知する以上色による心理的な影響も考えられます
ポジティヴな色彩心理として例えば赤の場合、
「活力」「情熱」などエネルギーが満ち溢れるようなものがあります
一方「攻撃的」「怒り」といったネガティヴな効果も与えると言われておりますが、花においてその色がネガティヴな影響を与えるといったデータは見当たりません!(管理人調べ)
つまり、赤色のバラを飾ったら沸々と怒りが湧いてきた!といった影響は考えづらく、色の持つポジティヴな心理的影響のみを享受することができそうです
一般的にいわれる色の心理的効果をいくつかお示ししますので、花を選ぶ際の参考にしていただければと思います
赤色 | エネルギー |
オレンジ色 | ポジティヴ |
黄色 | 楽しい |
青色 | 鎮静、集中 |
ピンク色 | 幸せ、思いやり |
紫色 | 癒やし |
白色 | 気分を一新、清潔 |
最後に
部屋に飾るだけという手軽で簡単な方法でストレスを解消し活力を上げる可能性を持つ花
普段花に興味がないという方も、ぜひ精神衛生を健康に保つために取り入れてみてはいかがでしょうか?
インテリアにもなり一石二鳥ですね!
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