【所要時間1分】切り花を長持ちさせる超簡単テクニック




花好きでインテリアとしておうちに切り花を飾っている方!

気に入って購入した花を少しでも長く楽しみたいですよね?

各種記念日・発表会・送別会などで花束を頂いた方!

なるべくきれいな状態を保つことで思い出や余韻を楽しんではいかがでしょうか?

「蕾が咲ききる前にしおれてしまった…」

「きれいに飾ったのに数日でぐったりしてしまった…」

こんなことを回避できるよう今回ご紹介するのは、たった1分でできる超簡単な長持ちテクニックです!

どなたでもすぐに試せるのでぜひ参考にしてくださいね

こんな方にオススメの記事

✓ 切り花の保存方法を知りたい

✓ 長持ちはさせたいが難しいことはしたくない

✓ しおれた花を復活させたい

花の長持ちに必須!水揚げとは

簡単な長持ちテクニックというのは水揚げのことです!

水揚げとは何かご存知でしょうか?

生け花や、生花業者等が切花などが、長持ちするように施す処理のこと。

(出典:Wikipedia

すごいシンプルな説明ですね。笑

もう少し分かりやすく説明しますと、自然の状態と異なる切り花は水を吸い上げる力が弱っているので水を吸い上げる手伝いをしてあげようということです

植物は“導管”という水分を運ぶための管が通っていますが、

  • 導管に空気が入り込む
  • 導管がつぶれる
  • 切り口から樹液や粘液が出てきて導管を塞ぐ

などの原因により水をうまく吸い上げることができなくなります

これを解消するために施されるのが水揚げですが、水揚げの方法にもいくつかあります

水揚げの種類
  1. 水切り
  2. 水折り
  3. 湯揚げ
  4. 燃焼法
  5. 深水
  6. 薬品揚げ(エタノール)
  7. たたき揚げ
  8. 根本割り

花ごとに適した方法がありますし、2つ以上の方法を併用(燃焼法→深水など)するとより効果を発揮する場合もあります

しかし!今回ご紹介したいのはそんなややこしい方法ではありません

1分で出来て尚且つどの花にも効果が見込める水揚げ方法とは、水切りです!

水切りのやり方

正直1分もかからないんじゃないかな?と思います

やり方は次の通り↓

水切りのやり方

用意するもの:容器(洗面器、バケツなど)、ハサミ

やり方:容器に張った清水の中に茎を入れる→水中で斜めに茎を切る

以上です!!

ものすごく簡単じゃないですか?

注意点としては清潔な容器・水・ハサミを使用することと、必ず水中で茎を切るということです

汚れたハサミなどを使用すると断面から雑菌が入り花持ちが悪くなります

また、空中で茎を切ってしまうと導管内に空気が入り込むことで水を揚げることができなくなります。万が一空中で切ってしまったら、再度水中で切れば問題ありません(下から5cm程度のところを切ります)

たったこれだけの方法で花持ちがグンとよくなりますよ!!

しおれた花を復活させたい場合

水切りをすることで十分復活させることが見込めますが、葉がたくさんついていたり葉が大きい花の場合にはもう一手間かけることを推奨します

葉の面積が大きいと葉からの水分蒸散が多くなりしおれやすくなるのです

手間といってもこちらもとても簡単なことでして、葉の裏側に霧吹きなどで水をかけてください逆水といいます)

水分蒸散は葉の裏側からされますので逆水をすることで蒸散を防ぐことができます

その後湿らせた新聞紙などで花全体を包み1〜2時間涼しいところに置いておくと尚goodです!

最後に

今回は水切りの方法をご紹介しました

水揚げは花屋も使っているテクニックです

たったこれだけのことで花を活き活きと保てますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!




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ABOUTこの記事をかいた人

平成生まれのパパリーマン。 当ブログにて、あらゆるジャンルにおける「勝てる手」を発信中。 資格:薬事法管理者、FP3級、フラワーアレンジメントデザイナー、飾花インストラクター